アフガン紀行

川の対岸はウズベキスタンである。川幅約700m で両国は道路鉄道併用橋で結ばれている。しかし，鉄道はアフガニスタン国内においては，ここHairatan 周辺までである。
このアムダリヤ川( Amu-Darja) は，アラル海へそそいているが，長年の灌漑用水取得のための水路変更等が影響して，アラル海への流入量が激減し，アラル海が消滅の危機に瀕している。
現在，この川を横断する220kV 送電線の建設が進められており，Afghanistan側の送電線が完成すれば今までの数倍の電力をウズベキスタンから輸入することができる。（2008年5月現在，この川を横断する220kV 送電線建設は進んでいない。恐らく，現在110kV で運用している川横断鉄塔をそのまま昇圧して使用するのかもしれない。）

 

滅多に見ることのできない列車	アフガニスタン側の川横断鉄塔の引き留め鉄塔
川横断鉄塔	両国を結ぶ鉄道併用橋と線路（手前）
道路-鉄道併用橋	ウズベキスタンから輸入した燃料をKabul へ運搬する車両。これらの車輌がサラントンネルを抜けてカブールへゆく。