サランの四季

送電線の建設現場へは,安全上の問題よりいつもAK-47 (カラシニコフ)を携帯した警護が同行していたが,安全であるとの保証はなかった。工事関係者の間で話題になることといえば,1名の警護がついていても武装集団が襲ってきたらどうしようもないと言うこと。武装集団の標的にならないことを祈るばかりで,「運を天に任せる」そのものであった。それでも,2006年4月から2008年5月の間に,往路,復路を含めると20回以上サラン峠を越えることになった。現場訪問は,工事の進捗に併せて行ったため,不定期なものとなったが,サラン峠の季節変化を肌で感じることが出来た。また,プレクムリ(Pul-e-khumri) からカブール(Kabul) へ向けて,このサラン峠を越える220kV 送電線の建設も進んでいたので,後半の写真には送電鉄塔が映り込んでいる。従って,2008年以降は,送電鉄塔のないサラン峠の自然な写真は撮れなくなっていることをここに付記する。サランの各ポイントにおける季節変化を以下の写真に示す。

 

サラントンネル-カブール側

2006-04-26 (Wed) 2006-07-05 (Wed)
2006-10-06 (Fri) 2006-10-30 (Mon)
2007-07-04 (Wed) 2008-05-07 (Wed)

 

サラントンネル-プレクムリ側

2006-06-19 (Mon) 2006-07-24 (Mon)
2006-09-23 (Sat) 2006-11-04 (Sat)
2007-02-25 (Sun) 2007-03-22 (Thu)
2007-04-09 (Mon) 2007-05-29 (Tue)
2007-06-16 (Sat) 2008-05-07 (Wed) 220kV 送電用鉄塔が完成している。

 

Doshakh bridge

2006-06-22 (Thu) 2006-09-19 (Tue)
2007-03-11 (Sun) 2007-06-16 (Sat)

 

山容 - プレクムリ側

2006-09-23 (Sat) 2007-02-25 (Sun)
2007-03-22 (Thu) 2007-04-09 (Mon)
2007-06-19 (Tue)

 

トップへ戻る