カブール情報

空港よりKabul での宿舎であるADB (Asian Development Bank) 内にある宿舎へ着いた。ここはADBの関係者用の宿舎であり,一般のコンサルタントが滞在できる宿舎ではないが,今回はADBの資金援助によるプロジェクトに従事するので,例外的に滞在が認められたが,安全上より宿舎の写真は撮ったことがない。
宿舎に滞在中は,情報源としてCNNおよびBBC を見ていた。その内容であるが,Kabul等にて爆破等の事件があると,同じニュースを何度も何度も放映している。このように同じ内容を何度も報道されると,現地に滞在している者にとっっては,何度もこのような事件が発生しているのかと勘違いをしてしまう。
免税店 : 郊外にSupremeという免税点があった。ここは外国人専用のようで,特に米軍の関係者を多く見かけた。顔見知りになった若い兵士は巡回用の車両に乗っているとのことで,内部を見せてくれた。飛行機のコックピットを思わせるように計器類が並んでいた。内部の写真を撮ってもいいとのことであったが,こればかりは遠慮した。もし写真が外部へ漏れ兵士の安全を脅かしたら大変なことになる。でも,2m近い大柄な兵士が乗り込むには十分な広さとは思わなかった。彼らは,明るくて本当に好青年であった。また,かれらの買い物の量の多いことに驚いた。カートにジン,ウオッカ,ウィスキー,等のボトルを山積み買っている。聞いてみると,一回に1本を飲むとのこと。恐らく,水割りにはしないであろう。
Supreme へ行く目的は,送電線建設現場へ行く際に持参するビール,ウィスキーを買うためだ。Kabulを離れたら,酒の入手は難しく法外に高い上に品質も保証されていない。特に,北部においては違法な酒が出回っていて健康を害する酒もあるとのことで,絶対に飲まないようにと注意を受けている。
散髪 ;宿舎近くの床屋へ一人で出かけた。言葉は通じないが,それなりの出來であった。何度か行っている間に,担当者が決まってくる。そうなれば,座るだけで散髪ができる。腕も確かで,セネガルの高級ホテルで散髪をするより出来映えは格段に良い。
Serena Hotel: このホテルは,どの国においても最高級に位置づけられている。Kabul にあるSerena Hotelは米軍によって警備が行われていたようだ。また,武装集団の攻撃の的になることもあったようだ。
地震 :滞在中に一度だけ経験をした。
2006-07-12 (Wed) :ADB宿舎にてパソコンに向かっていたら,窓硝子ががたがたと音をたてた。地震である。東京であれば,速報で震度は,恐らく,3位であっただろう。アフガニスタン滞在中に地震を感じたのは,今回のみであった。
すぐに先日行ったBamiyan への途上に通過した狭い峡谷を思い出した。

カブールのどこからでも見える山で頂上には各種放送用のアンテナがある。 山にへばりつくように住居がある。水は下から運ぶのだろう。水道があるようには見えなかった。アフガニスタン,何処へ行っても谷ではなく山腹に住居がある。
ショッピング・センター カブール市郊外
郊外にある破壊された議会の建物 建物の庭に咲いていた花。アザミであろうか。生命力を感じる。

 

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カブールの郊外に写真のような看板があった。携帯電話(AWCC)の中継基地の標高が富士山の頂上よりも高い。なお,当時使っていた携帯はRoshan であったが,しばらくしてからはAWCCと双方使うことにした。携帯電話の普及状況であるが,最初の訪問時の2006年4月時点では,Kabul - Mazar-e-Sharif 間では,主要集落(村)においてのみ使用できたが,1年後にはほぼ道路に沿った全域をカバ...

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