サラン峠
送電線の建設現場へは,安全上の問題より警護なしで行くことはできなかった。ただ,自動小銃を持った警護が一名同行していても安全の保証はないが。それでも,2006年4月から2008年5月の間に,約20回サラン峠を越えることになった。現場訪問は,工事の進捗に併せて行ったため,不定期なものとなったが,サラン峠の季節変化を肌で感じることが出来た。
また,プレクムリ(Pul-e-khumri) からカブール(Kabul) へ向けて,このサラン峠を越える220kV 送電線の建設も進んでおり,後半の写真には送電鉄塔が映り込んでいる。従って,2008年以降は,送電鉄塔のないサラン本来の自然な写真は撮れなくなっていることを付記する。
日本を発つ前から興味のあった峠である。峠を抜けるSalang トンネル入り口の標高は3,200m, Wikipedia によると,1964年にソビエト連邦によって建設されたとのこと。この時代に,この場所で全長2,600m のトンネル工事は困難を極めたであろう。
雪崩防止覆道の途中から外へ出て登りにかかる。 | 工事用道路 |
工事用道路 | 工事用道路 |
工事用道路 | サラン峠への工事用道路(トンネル入り口からの標高差約500m) |
道路脇には雪が残っている。 | 標高3,600m の池を臨む |
標高3,600m の池を臨む | 急峻な地形の工事用道路 |
雪をとりにハイカーがやってきた。 | 標高3,600m の池を臨む |
プレクムリ側へつながる工事用道路 | プレクムリ側へつながる工事用道路 |
プレクムリ側へつながる工事用道路 | AWCC(Afghan Wireless) の中継基地(標高3,890m) |
同じルートをカブール側へ引き返す | 同じルートをカブール側へ引き返す |
同じルートをカブール側へ引き返す | 同じルートをカブール側へ引き返す |
地形は急峻である。 | 雪崩防止覆道へ戻る。 |