マザリシャルフ情報
住宅街において各戸は,高さ約2.5m の土塀に囲まれており,また,頑丈なドアで守られている。恐らく,今までの歴史がこのような住宅にしたのだろう。A社のゲストハウスもこのような住宅街にあったが,近所とのつきあいはなかったようである。
停電が頻発するため,自家用発電機があるが,発電機の燃料の確保に苦労をしているようであった。また,自家発の運転中にはパソコンの電源装置が頻繁に故障をするとのことで,修理中のパソコンがたえなかった。幸いにも自分のパソコンはトランスを使っていたので,パソコン自体の故障はなかったが,30分ほどの使用で発熱のためにリレーが動作して,トランスがつかえなくなった。恐らく,発電機からの電圧波形に高調波を多く含み,その影響でトランスが加熱したのだろう。どのような発電機であったのか,是非,見ておきたかった。特に,製造メーカに関しては,知っておきたかった。後悔しきりである。
ゲストハウスから出て現場へ向かっている寒い朝,近所の子供達が路上で遊んでいた。3歳くらいの男の子は,氷の張った道路で素足であった。自分の孫と同じ年頃。この子供に靴を買ってあげるのは負担にはならないが,ただ一人だけに買ってあげるわけにもゆかず,自分が惨めになってしまった。